運転前のチェック事項

プロの運転手としては、運転前に確認すべきことが沢山あります。毎日1度は車本体と装備品を点検することが義務付けられています。またそれに加えて、数か月毎の定期点検も課されています。以下、毎日点検しなければならないポイントを中心にご説明しましょう。一つは、前回の運転中に気付いた異常です。異常に気付きながらそのまま放置することは許されません。問題を解決することなく運転すると、大事故に発展しかねません。問題の発生要因も含めて、確認することが求められます。二つには、ブレーキペダルです。ブレーキは安全な旅客運送を実現する上で欠かせないポイントですから、念入りに調べるようにします。特に踏みしろ、効きは毎日確認しなければなりません。踏みしろとは、ペダルを奥まで踏み込んだ時の、床との隙間を指します。この隙間が適切でないと、ブレーキを正しく効かせることが出来ません。万一踏みしろが十分でなかったり、踏みごたえを感じられなかったりした時は、ブレーキ液に問題が生じているかもしれません。空気が混入していることもあり得ますから、チェックするようにしましょう。

三つには、駐車ブレーキレバーの引きしろです。手前に引き切った時の引きしろに異常が生じていないかを調べます。四つには、エンジン周りです。エンジンのかかり方に問題が無いか、回転がスムーズか、音に異常が無いかを調べます。始動時やアイドリング時の音は何時も同じはずなので、少しでも異音が混じっている時は、原因を確かめるようにします。また、低速、加速時の状態も調べましょう。エンジンを暖めることで、アイドリング時の回転に問題がないかが分かります。徐々に加速させれば、アクセルペダルの感触から異常を感知することが出来ます。エンスト、ノッキングも異常と見做して調べるようにしましょう。

基礎的な点検の仕方などは、教習所や合宿免許でも実践することがあるかと思います。

ぜひ通われる方は楽しみにしていてください。

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